人類大移動
- 作者: 印東道子
- 出版社/メーカー: 臨川書店
- 発売日: 2013/05/07
- メディア: 単行本
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- 人類の移動のきっかけは、森からの草原への脱出。
- 現人類は一度、中東に進出したが、そこを放棄し、その後、ネアンデルタール人が定住している。
- 東へのルートは、ヒマラヤ山脈の南を通ったらしい。
- ネアンデルタール人とクロマニヨン人(現人類)では、環境の変化に対する対応の仕方に違いがあった(作った道具の変化から分かる)。ネアンデルタール人は、環境の変化に対応できず、同じ環境の場所をもとめ、最後はジブラルタルあたりにいきついた。
- ネアンデルタール人とクロマニヨン人間の交雑はあったことが確認されている。ただし、同時に存在した期間はそれほど長くないと考えられている。
- 北アメリカへの進出は、少なくとも3回行われた。氷河が溶けて回廊ができる前に既に南下しているようなので、海岸沿いに行った可能性もあるが、当時の海岸は、今は海中なので、検証が難しい。