現場主義の人材育成法

現場主義の人材育成法 (ちくま新書 (538))

現場主義の人材育成法 (ちくま新書 (538))

前に現場主義の知的生産法 (ちくま新書)を読み、面白かったので、購入。深?の運動会についての記述は、ちょっと引いた。深?のテクノセンターに行った学生についての評価が企業で高いのは、以下のような理由ではないだろうか。
昔の日本の勤務環境と共通したものがそこにあり、それを体験することで、職場のベテランとの共通の言語(のようなもの)を獲得しているためではないだろうか?
後は、内容が製造業の話が中心なので、需要と供給でいうと、供給側の面から書かれている。需要が増えなければ、供給を増やしても無意味なので、色々な地方の話が出てくるが、極論すると、他の自治体にゼロサムゲームでどのように勝つかという話になってしまうような気がする。
最後の方に、大企業のサラリーマンが覇気がないと書かれていたが、根拠は無いがなんとなくそうかもと思う。