2010-09-23 インドネシア Books インドネシア―多民族国家という宿命 (中公新書)作者: 水本達也出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2006/12/01メディア: 新書購入: 5人 クリック: 39回この商品を含むブログ (12件) を見るエビと日本人〈2〉暮らしのなかのグローバル化 (岩波新書)、新書479学問の春 (平凡社新書)でインドネシアが舞台になっていたので、呼んでみた。スハルト体制崩壊以後の政治体制がメイン。インドネシアという概念は、蘭印だったところであり、それ以前に統一した国家があるという訳ではなかった。植民地が国境を決めたという点ではアフリカ諸国に近いものがあるかもしれない。そのため、多数の民族を抱えており、国家の統一を保つために苦心している(独立志向の地方は弾圧されている)。ユーゴスラビアと似たようなところがある。