中国近代史第3巻

第2巻よりも第3巻が先に出たので、こちらを読む。孫文の死から、第二次世界大戦終了までを扱う。日中戦争(支那事変)で日本側の視点での本は読んだことがあったが、中国側の視点という意味では新鮮だった。孫文が、共産党を容認していたこと、国民党内の権力争いと、コミンテルンとの関係等、興味深いエピソードが満載だが、第2巻を読んでいないので、背景が理解しにくい部分があった。やはり、順番に読むべきなのだろう。