アイヌ

アイヌの歴史 海と宝のノマド (講談社選書メチエ)

アイヌの歴史 海と宝のノマド (講談社選書メチエ)

アイヌの世界 (講談社選書メチエ)

アイヌの世界 (講談社選書メチエ)

縄文、続縄文、擦文からアイヌまでの歴史を考古学の知見から語った本。東北への進出、オホーツク人との対立と同化、サハリンへの進出、そして、交易物としてのサケ、鷲の羽など。後者の方が、筆者の推理部分が多くなる。文字を残さなかったので、言語的な資料がないのがつらい。和人と中国と交易がありながら、なぜ文字を受容しなかったのかについて、考察が欲しかった。