地震の日本史

地震の日本史―大地は何を語るのか (中公新書)

地震の日本史―大地は何を語るのか (中公新書)

地震と噴火の日本史 (岩波新書 新赤版 (798))が面白かったので、読んでみた。前の本は、歴史書の記述を元に述べているが、この本は、文献以外に、発掘された遺跡から、液状化現象による噴砂の跡や、古墳の損傷で地震の歴史を述べているところが、より専門的。ただし、その分、記述が単調になりがちで資料としてはいいが、読み物としては、前の本の方が面白かった。