神仏分離
神々の明治維新―神仏分離と廃仏毀釈 (岩波新書 黄版 103)
- 作者: 安丸良夫
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1979/11/20
- メディア: 新書
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- 水戸学や後期国学で、国体神学というのが形作られてきた
- 天皇の権威付けで、国家神道が必要となり、新政府の一部が暴走し、排仏毀釈となった(戦後の漢字廃止運動に近いかも)。情報伝達が遅いため、隠岐や佐渡などの遠隔地で過激な排仏毀釈運動が行われた。
- 廃藩置県が行われると、急速に収束した。
- 神仏分離で大きな影響を受けたのは、修験道(修験道は、神道よりかと思っていたが、仏教よりだったらしい)。
- 守られたのは、国家神道のみで、稲荷神社、浅間神社(山岳信仰)等の民俗信仰も攻撃の対象になった。
30年前の本だが、最新の資料では違うこともわかってきたのであろうか?