神仏習合

神仏習合 (岩波新書)

神仏習合 (岩波新書)

前に、神々の明治維新―神仏分離と廃仏毀釈 (岩波新書 黄版 103)を読んだので、神仏習合の本も読んでみた。

  • 8世紀に、神が仏教に帰依する現象が起きる。神宮寺が出現する。
  • 空海密教の伝来により、仏教側からの神々の取り込みが行われる。

ということらしい、税との関わり、菅原道真の祟りや、平将門の乱のエピソードも交えて分かりやすく解説されている。また、キリスト教で、ケルト/ゲルマンの神々が精霊として取り込まれているという比較も興味深い。