偵察衛星
- 作者: ジェフリー・T.リッチェルソン,Jeffrey T. Richelson
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 1994/02
- メディア: 単行本
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- ソ連末期のクーデターの際に、米国の偵察衛星が監視していることを全治として、ソ連の司令官が基地外に展開してるミサイルを基地内に戻したこと等、興味深い点が語られている。
- 初期の偵察衛星は、フィルム回収型で、落下中のフィルム入りカプセルを飛行機で引っかける形で回収したこと。
- ミサイル基地建設の監視には、役に立ったが、中東戦争等の紛争には、タイムラグが大きくて役に立たなかったこと。
- 建物の中は、当然ながら見えないので、イランの米大使館事件や、パナマのノリエガ将軍の逮捕には役に立たなかったこt.
- 偵察衛星のマニュアルの管理が悪く、3,000ドルでソ連に売ってしまったCIA職員がいたこと。
欲を言えば、スペースシャトルとの関連は語られているが、アポロ計画との関連について述べられているともっとよかった。それから、アップデート版がでないだろうか。