先生シリーズ

先生、カエルが脱皮してその皮を食べています! 鳥取環境大学の森の人間動物行動学

先生、カエルが脱皮してその皮を食べています! 鳥取環境大学の森の人間動物行動学

先生、シリーズの第四弾。カエルのヘビに対する防御行動の条件(鎌首に反応)とモビング(被食動物が捕食動物に対して行う防衛的な行動)が面白かった。シマリスがヘビを攻撃するのは、前のシリーズで述べられいたが、田んぼにいるイタチに対して、ホオジロが行っていたことと関連して、人間の野次馬的な行動もモビングの一種かもしれないというところ。後は、足の悪いヤギが、柵を楽々とジャンプして、他の先生が大事に育てていたバラやアサガオを食べてしまった件と、喘息の息子さんが、大学生になり、家を出たということところが、時間の流れを感じさせる。