ヴェノナ
- 作者: ジョン・アール・ヘインズ,ハーヴェイ・クレア,中西輝政,佐々木太郎,山添博史,金自成
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2010/01/30
- メディア: 単行本
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- 米共産党は、完全なソ連の傀儡であった
- 米国は、対枢軸国対策が主だったため、ソ連の諜報活動への対策が遅れた。
- 第二次世界大戦前から諜報活動を始めており、ソ連側が冷戦の布石を敷いていた
- スパイを逮捕しても、ヴェノナの証拠を使用できなかったため、無罪になったスパイが多くいた。
建国して20年程度の国が、これほど巨大な諜報体制と暗号技術を確立することができたのが、驚異的であった。共産主義というイデオロギーが当時はものすごく影響力があったということだろう。