砂糖の世界史
- 作者: 川北稔
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1996/07/22
- メディア: 新書
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一つは、英国では一つ上の階級で流行っているものをまねするのが一般的だった。王室で流行ると、上流階級に伝わり、一般人もまねる。紅茶に砂糖を入れるのは、贅沢のシンボルだった。奴隷、砂糖、綿織物の三角貿易で莫大な利益が出て、プランテーションによる大量栽培で値段がさがったことで、庶民が買えるようになったこと。
イギリスでは、コーヒーハウスが絶滅してしまったが、フランスにカフェが残っている理由とかが興味深い。