迷惑な進化
- 作者: シャロンモアレム,ジョナサンプリンス,Sharon Moalem,Jonathan Prince,矢野真千子
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2007/08/25
- メディア: 単行本
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- 体内の鉄分を過剰に溜め込むヘモクロマトーシスという遺伝病は、ペスト感染を防ぐ
- 糖尿病は、急激な寒冷化に対応するため?
- コレステロールは、紫外線を浴びることで、ビタミンDに変化する
- ソラマメ中毒による貧血は、マラリア対策になる
- ジャンピング遺伝子によって、超変異が生じ、急な環境の変化に適応することができる。
- メチル化によって、遺伝子の発現作用をオフにすることができる(エピジェネティック効果)。受精直後の状態で大きく影響をうける
- 人類の特徴(体毛の薄さ等)は、水中での活動に適応するため?
話の全てが理論的に実証されたものではないが、それを割り引いて読んでも、とても刺激的な本。