味覚と嗜好

味覚と嗜好のサイエンス [京大人気講義シリーズ]

味覚と嗜好のサイエンス [京大人気講義シリーズ]

味覚というのが、他の感覚(視覚、聴覚、嗅覚等)に比べて、まだ解明されていないことが多いということがわかる。また、文化的な面があり、フランス人は、マツタケの美味しさは分からないが、トリュフは美味しいと感じる等、興味深い話が多い。

  • やみつきになる美味しさというのが存在する(食べ出すと止まらない状態だが、マウスでの実験でも再現する)
  • 油脂は味覚か? 油脂は味も香りもないが、脂肪酸を検知する機構はある
  • 消化吸収されない油脂については、マウスはやみつきにならない。現在、低カロリーや吸収されない油脂や糖分が出回っているが、人間はだまされているよう。マウスとの違いは?