感染症の中国史

感染症の中国史 - 公衆衛生と東アジア (中公新書)

感染症の中国史 - 公衆衛生と東アジア (中公新書)

国史というと、古代中国からを想像してしまうが、清朝末以降の中国近代史が中心。

  • ペストは、雲南省が起源。中世欧州の黒死病は?と思ったが、正確にペストと判定されているのは、19世紀末に世界的に流行したものということらしい。
  • コレラも中国で流行した。中国では、生の食物は摂らないので、ちょっと以外。
  • 防疫も、諸外国の介入をうむ口実となった。
  • 日本では地方病として知られている、日本住血吸虫病は、中国で大流行していたこと。