2010-09-12 バナナ Books バナナと日本人―フィリピン農園と食卓のあいだ (岩波新書)作者: 鶴見良行出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1982/08/20メディア: 新書購入: 7人 クリック: 98回この商品を含むブログ (67件) を見るエビと日本人 (岩波新書)が面白かったので、古い本であるがバナナについても読んでみた。フィリピンのミンダナオ島におけるバナナの生産について述べている。主に米国資本による農民の搾取体制が続いており、80年代初めでワーキングプア状態になっていることがわかる。現状について、どなたか書いて欲しい。日本での消費はまだ伸びている(バナナダイエットブーム?)。また、バナナは株分けして増える(遺伝多様性が低い)ため、病気に弱いらしく、病気がはやると絶滅の危機にあるらしい。