領土問題
- 作者: 岩下明裕
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2005/12/01
- メディア: 新書
- クリック: 74回
- この商品を含むブログ (18件) を見る
- 北方領土問題の簡単な経緯: 元から四島返還ではなかった
- 中ソ、中露+中央アジア諸国との国境問題の解決過程: 法的根拠よりも実利を取る(フィフティ・フィフティ)
- 上記を北方領土問題に当てはめた場合のシミュレーション
という内容で、初めて知る内容も多かった。二島+αが現実解だが、そこに持っていくのは非常に困難だという印象を持った。
- 政権の継続性がない
- 外務省の無能さ
- マスメディアの姿勢
フィフティ・フィフティ方式にするには、ウィン・ウィン関係にならなければならないが、それにはマスメディアの影響が大きいが、現状の日本のマスメディアにそこまで冷静な(or 戦略的な)姿勢を求めるのは、難しい気がする。