1897年の大英帝国

パックス・ブリタニカーー大英帝国最盛期の群像 (上)

パックス・ブリタニカーー大英帝国最盛期の群像 (上)

パックス・ブリタニカーー大英帝国最盛期の群像 (下)

パックス・ブリタニカーー大英帝国最盛期の群像 (下)

3部作の2作目。大英帝国の絶頂期として、ビクトリア女王即位60周年にあたる1897年の大英帝国を描いた本。1897年当時の大英帝国各地を旅して回るという感じ。最盛期というのは、概して平和であり、当事者もその自覚があまりない(後から振り返って、あの時が最盛期だったというのがわかる)ので、ちょっとドラマ性に乏しい。最終巻の「帝国の落日」に期待。