異色の科学史

魂の重さは何グラム?―科学を揺るがした7つの実験 (新潮文庫)

魂の重さは何グラム?―科学を揺るがした7つの実験 (新潮文庫)

タイトルだけ見ると、トンデモっぽいが真面目な本。錬金術と科学の関係。ニュートン崇拝者との戦いなど興味深い話題がたくさん。ちょっと疑問なのが、付録のエネルギーの項目で、

たとえば植物は太陽からの光のエネルギーを、ほとんど100%の効率で生命過程に必要なエネルギーに変換でき、熱として失われるエネルギーはほとんどない。もしこのプロセスの効率が少しでも低ければ植物は過熱し、しなびて、死ぬだろう。

と書かれている。うーん。太陽電池も、過熱して燃えることはないけど、現状の太陽電池もほぼ100%の効率で発電できているってこと? ちょっと納得がいかない。